レーザー治療による、ほくろ除去の方法は、どのようなものですか?

レーザー治療による、ほくろ除去の方法は、どのようなものですか。とのお尋ねですが、身体のどこを見てもほくろはひとつもないという人は見あたらないですね。少なくとも、私は今までそういう人に会ったことがありません。ほくろがたくさんある人は情が深いと、おばあちゃんが言ってた様な気がします。あまり多いのも美容面から見ると考えものですね。

ほくろ除去の方法についても、お尋ねのように、近年は美容医療の進歩がが目覚しく発達して、ほくろも炭酸ガスレーザーで簡単に除去することができるようになりました。顔でも身体でも、どの部位にあるほくろでも除去することができるのです。

顔にほくろが多い方が一番気にしていらっしゃいます。顔のほくろは、できれば全部取ってしまいたいと思いますよね。技術的にはなんの問題もなく可能なのですが、費用の面を考えると全部というわけにもいかないですね。ほくろをすべて除去しなくても、一番目立って気になっているほくろをひとつ除去するだけで、ずいぶんと印象は変わりますし、何となく自信が湧いてくるものなのです。

ほくろ除去をレーザーを使った除去手術を受ける場合は、事前に行うカウンセリングでほくろの状態を詳しく診察します。その結果、ほくろの除去が困難であったり、危険性が伴うような場合は施術をしない場合もありますので、ご承知くださいね。

次に、ご質問の方法なのですが、レーザーによるほくろの除去手術には炭酸ガスレーザーを使用します。皮膚の表面のほくろの色素細胞に、レーザー光線を瞬間的に照射し熱でほくろ部位を破壊するもので、10分程のお時間がかかります。施術の時は、事前に除去するほくろの箇所に局所麻酔を施しますので、痛みはありません。

レーザーの照射をした後は、ほくろを除去した部分に肌の色と同じ小さなテープをお貼りします。テープはしばらく貼ったままの状態になりますが、洗顔やメイクは翌日からしていただいて結構です。一時的にレーザーを照射した部分の色が濃くなることがありますが自然に収まってきますので、ご安心ください。通常は1~2週間でほくろはかさぶたになりますので、自然に剥がれ落ちるのを待ちます。無理に剥がさないようにしてください。

ほくろの除去した後は、完全に綺麗な肌になるわけではありません。炭酸ガスレーザーによるほくろ除去は、最小のダメージで傷跡も小さくほくろを除去することができます。ただほくろの色素細胞が深いところまで達している場合には、一度の照射では完全に除去できない場合があります、この場合は数回に亘って除去施術を行います。