もぐさでほくろ除去する方法について、教えてください?

ほくろ除去をモグサでする方法についてのお尋ねですが、藻草によるほくろの除去は、古くから伝わる民間療法として行われてきていました。一般的に「お灸」と呼ばれる方法で、今では特許も取得されている信頼できる除去法のひとつです。

ほくろ除去の場合のお灸には、一般的に使用されているもぐさではなく、ほくろを除去するためのもぐさを使います。専門的な知識を持った人が、ほくろを除去する目的で精製したもぐさを使うことで、より良い効果を得ることができます。お灸ならどれでもよいということでは、ありませんのでご注意ください。

通常は、お灸といいますと、鍼灸院で鍼灸師の資格を持った人に、施術してもらうものなのですが、ほくろを除去するためのお灸は、ご自宅でご自分でも行えるのです。自分でできるのは、費用面からしてもお得な気がしますが、取扱いや火傷などには、くれぐれも注意してください。

ほくろを除去するためのもぐさを使ったお灸の方法をご説明していきます。

もぐさを直径1ミリから2ミリ程度の細さになるようにねじります。
ねじったもぐさを除去したいほくろに乗せてお線香でもぐさに火をつけます。
大きなほくろの場合は、もぐさが小さければ3~4個は必要です。

一番最初の火は、かなり熱くかんじますので、気合を入れてくださいね。
熱さは、ほんの1秒ほどで終わりますので、ガマンしてください。
2回目からは、そこまで熱さは感じなくなります。
このお灸を1日1回で2~3日続けてください。

3~4日目になりますと、ほくろの表面が乾燥してきます。
このまま放置して取れるほくろもありますし、生き返るしぶといほくろもあります。
それを防ぐためには、さらにもう4~5日の間はお灸を続けます。

ほくろによって、もぐさが効果的なほくろとそうでないほくろがあるようです。ほくろの色が濃く、輪郭がはっきりしていて平たいほくろはもぐさがよく効くそうです。
逆に効果が期待できないこともあるほくろは、色が薄く輪郭がはっきりしない隆起しているほくろです。いずれにしましてもチャレンジしてみる価値はあると思います。

もぐさによるほくろ除去は、レーザーなどのように皮膚の深い細胞まで削ったりしませんので、痕が窪むようなことがなく完治も早いのですが、細胞が深いほくろにはあまり効果的とはいえません。

ほくろ除去をご自宅で手軽に、費用も安くて済むもぐさを使った方法は、病院での除去を考える前に試してみる価値あると思います。