ほくろが足裏にできたのですが?


ほくろの除去ですが、今までなかったところにほくろができたら気になりますね。
目立つところにできて気になるという意味ではなく、ほくろ自体に対して大丈夫だろうかと心配になります。

ほくろは良性であれば除去しなくても問題ありませんが、稀に除去すべき悪性のほくろがあるからです。

ほくろのがんは「メラノーマ」と呼ばれています。このメラノーマには、できやすい部位があるのです。それは「足の裏」なのです。ですから、もしも足の裏に急にほくろができたら注意した方がいいのです。日本人のメラノーマの発症部位の統計をとってみますと、足の裏が全体の30%を占めるそうです。

なぜ足の裏なのでしょうか?
足の裏といっても土踏まずにはできないらしいのです。という事は、体重による物理的な刺激が長期にわたって繰返される事が関係するのかもしれませんね。専門家の間でそういった考えもあるようです。

もしも足の裏に新しくほくろができた時には、どんな点に注意すればよいでしょうか。
急激に大きくなって5ミリを超えるほどになったり、形がいびつになったり出血したりしたら赤信号です。

そんな時にはメラノーマの可能性を疑い、早めに皮膚科にいって診てもらってください。悪性のほくろであれば早期に除去する必要があります。

ちなみに、ほくろは良性のものがメラノーマのような悪性のほくろに変わることは稀だといわれています。
悪性のほくろは、初めから悪性の細胞を持って発生するんですね。